by hirame
諸君
hirameだ
唐突だが
hirameだ
唐突ついでに
私は海鮮丼が嫌いだ
「お前hirameのくせに魚食えないのかよw」
と言うお叱りが飛んできそうだが
味では無い
味は好きだし
鯵も好きだ
実際旨い
すごく旨い
では何が気に食わないのか
その思想である
例えばカツ丼とトンカツ定食は違う
卵で閉じてあるし食感も別物だ
どちらが好きかは別として明らかに別の食べ物だ
天丼もそうだ
天ぷら定食とはタレが違う
温かいご飯に乗っていれば冷めにくい
それぞれ技巧を凝らし全く別の食べ物に変貌し、我々の舌を楽しませてくれる
だが海鮮丼はどうだ?
刺身を米に乗せただけ
刺身定食と本質的に何ら変わらない
そこにはなんの工夫もなく
美学も、哲学も無い
そもそも温かいご飯に冷たい刺身を乗せる時点でアンチシナジーだ
しかし海鮮丼は丼もの中でもさも高級面しているのである
実際人気も高い(丼ものランキングメダル常連)
なぜか?
刺身も米もうまいからである
うまいものとうまいものを抱き合わせる
たとえそこに多少の無理があっても
それで市場を制圧するには事足りる
appleとMicrosoftが合併したようなものだ
そこに歯向かえるやつなど居ない
ああ、なんと理不尽
まさに人の世、資本主義
だからこそ私は海鮮丼を、その思想を憎む
この世の不条理を詰め込んだ1杯の原罪
何を言っているんだって?
ではアンパンマンで見てみよう
アンパンマンに登場する丼三人衆はカツ丼、天丼、釜飯である
そこに海鮮丼はいない
流石正義を知る男やなせたかしである
彼は海鮮丼に内包される悪、不正義に気付いていたのである
如何だっただろうか、これを見た皆様がどう思うかは自由だ、しかし忘れないでほしい
この世界のどこかで、海鮮丼と言う悪意と戦い続ける人間がいると言うことを…
え、お前は誰だって?
それはまた別の機会に
お酒でも呑みつつまったり
待って頂ければ
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